第144章

「これ、先生が作ったの? 中、すごく広いね。だからアリシアの指輪もあんなに容量があるんだ」

アリシアは頷いた。

「先生に作り方を教わったの。中は好きに整えていいわ。アンダルシがもっと快適に過ごせるようにね。ただし注意して。中の時間は外と同じ。餌も水も、忘れたらだめよ」

エイモスの目が、別の方向にきらりと光る。

「……これ、荷物も入れられるよな?」

彼のアンダルシはまだ小さい。今は寝床に必要な場所なんてほんのわずかで、残りは丸々空いている。ずっと前から、アリシアの空間指輪が羨ましくて仕方がなかったのだ。

確かに、できる。

「中を勝手に漁られてもいいならね」

エイモスは胸当ての内...

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